プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」
PPPのレッスン中、プリンセスが突然そんな事を言った
コウテイ「ど、どうしたんだプリンセス?」
ジェーン「あの……もしかして、どこかステップを間違えてましたか?」
プリンセス「いいえ……皆、以前より歌もダンスもずっと上手くなっているわ。今日も特に目立ったミスはしなかったし」
フルル「わーい、プリンセスにほめられたー(^q^)」
プリンセス「でも、何だか皆『現状に満足している』感があるのよ……向上心が足りないわ!」
イワビー「そうかぁ?毎日欠かさずレッスンしてるし、ちゃんと上を目指して頑張ってると思うぜ?」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.1 )
イワビー「た、確かに……言われてみりゃそうだ!」
ジェーン「他にアイドルがいないから、必然的に私達が一番になりますね……」
プリンセス「私はアイドルについて図書館で色々調べたわ……文献によると、私達フレンズという存在が生まれるずっと昔から、アイドルはたくさんいたらしいの」
プリンセス「モーニ○グ娘、AK○48、乃○坂46、ももいろク○ーバーZ、放課後ティー○イム、μ’○等々……皆、世界中にその名を轟かす超有名なアイドル達よ」
イワビー「ちょっと待て、最後の二つは二次元だろ!」
コウテイ「いや、μ○sは一応三次元じゃなかったか……?」
フルル「ちがうよぉ、○’sはにいてんご次元だよ〜」
プリンセス「とにかく!昔はたくさんのアイドルが『我こそがNo.1アイドルになる!』と意気込んで、アイドル業界を生き残るべくシノギを削っていたのよ!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.2 )
マーゲイ「話はすべて聞かせてもらいました!そういう事なら私にお任せください!」
プリンセス「何か考えがあるの?マーゲイ」
マーゲイ「はい!博士に頼んで、新しいアイドルグループを作ってもらうんです!そうすればPPPはもっと上を目指すことができますよ!」
マーゲイ「私から博士に掛け合ってみるので、皆さんはいつも通りレッスンを続けてください!」
プリンセス「そう?ありがとう!お願いねマーゲイ!」
マーゲイ「はい!」
マーゲイ(フフフ……アイドルのアの字も知らない頭コツメカワウソなフレンズがいくらアイドルになろうが、人気なんて出ないに決まってるわ!)
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.3 )
翌日
博士「……というワケで、お前達にはこれからアイドルになってもらうのです」
サーバル「えぇーっ!?私たちがアイドルーーー!?」
アライさん「なにぃ!?アライさんもPPPみたいになれるのか!?」
フェネック「これってスカウトってやつだよねー?いやー何だか嬉しいなぁー」
かばん「アイドルですか……ちょっと不安ですけど……博士達のお願いですし、出来る限りがんばります!」ドキドキ
博士「いえ、かばんにはサーバル達三人のマネージャーをやってもらうのです」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.4 )
助手「……後はかばんに任せても大丈夫そうですね、博士」
博士「そうですね、助手……さて、あともう一組くらいアイドルグループがほしい所ですが……」
助手「しかし博士、他にアイドルができそうなフレンズなんていますかね……?」
博士「うーん………あっ、そうです!思い出しました!」
助手「何か心当たりが?」
博士「えぇ、何故今まで忘れていたのでしょう!アイドルに相応しい獣材がいたではありませんか!あの子ですよ、あの子!」
助手「……あぁ、なるほど!そうですね、確かに彼女ならやってくれそうなのです」
博士「では、早速行きましょう!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.5 )
キタキツネ「そんな事ないよ、あのどん兵衛ダンスすごく良かったよ。ねぇギンギツネ、もう一回やって見せてよ」
ギンギツネ「えぇ!?またぁ!?……恥ずかしいんだけど……」
博士「我々も見てみたいのです、ギンギツネのどん兵衛ダンス」
助手「キタキツネが絶賛したダンス、気になるのです」
キタキツネ「ギンギツネ、おねがぁい……」ウルウル
ギンギツネ「うっ……(かわいい///)しょ、しょうがないわねぇ……一回だけだからね///」
ギンギツネ「ふふふふ♪ふふふふ♪ふふふふふーん♪」フリフリ
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.6 )
博士「しかしキタキツネ、さっき手伝うと言いましたが……お前にマネージャー等できるのですか?」
キタキツネ「任せて、げぇむで鍛えてるから」
助手「ゲーム?」
ギンギツネ「この子最近、ア○マス?っていうゲームにハマってるのよ」
キタキツネ「ちがうよ、今はデレ○テだよ」
ギンギツネ「またこの子は訳の分からない事を……」
キタキツネ「あと、ボクがやるのはマネージャーじゃなくてプロデューサーだよ」
博士「どっちでもいいのです」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.7 )
・・・
さばくちほー
スナネコ「アイドルですかー、何だか面白そうですね……わかりました、ぼくやってみます」
エキノコックスP「本当?助かるよ、君は声がとても可愛いし歌も上手い……それこそ人気アニメのEDを務められるくらいにね、君の歌唱力はウチの事務所の大きな戦力になるよ」
ツチノコ「やめとけやめとけ!コイツは冷めやすいんだ、どうせすぐに飽きるだろ」
エキノコックスP「今仕事の話をしてるんだ、ヒキニートは黙っててくれるかな?」
ツチノコ「ヒキニートはテメェだろ」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.8 )
じゃんぐるちほー
エキノコックスP「……と、いうワケで君の力を貸してほしい」
インドゾウ「うーん……確かに私は踊るの好きだけど、あのPPPみたいな機敏な動きは難しいわねぇ……」
エキノコックスP「別にPPPの真似事をしてほしいってワケじゃないよ、君には君の良さがあるから、それを披露してくれたらいい……木洩れ日の下で優雅に舞う君の姿に、ボクは心を奪われたんだ」
インドゾウ「あら〜///そんな、優雅だなんて……照れるわぁ〜///」
インドゾウ「わかったわぁ、私で良ければ仲間に入れてもらえるかしら〜?」
エキノコックスP「よろこんで!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.9 )
ギンギツネ「……ねぇキタキツネ、本当に大丈夫なの?何かマイペースな子ばかりなんだけど……」
エキノコックスP「心配しないで、ボクは数多の少女達をトップアイドルへと昇華させてきた凄腕のプロデューサーだよ。全員立派なアイドルに変えて見せる」
ギンギツネ「いやそれゲームの話でしょ……」
エキノコックスP「それとキタキツネじゃなくてエキノコックスP」
ギンギツネ「はいはい」
エキノコックスP「さてと………皆、注目!」パンパン
キタキツネの手拍子に、ギンギツネ、スナネコ、インドゾウ、トキ、ショウジョウトキが会話を止め注目した
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.10 )
かばん「ここ図書館にはアイドルに関する資料もたくさんあるので、それらを参考にぼくなりのレッスンメニューを考えてみます……皆さん、ついてきてもらえますか?」
サーバル「もちろんだよ!一緒にがんばろっ、かばんちゃん!」
アライさん「任せるのだ!一人前のアイドルになってみせるのだ!」
フェネック「はいよー、かばんさんに付き合うよ」
ゆきやまちほー・温泉旅館(エキノコックスPアイドル養成所)
エキノコックスP「スナネコとトキは歌、ギンギツネとインドゾウはダンス……それぞれ得意な事は違うけど、長所を伸ばしつつ苦手な事も克服……あるいはお互いにカバーしあえるようになろう」
ショウジョウトキ「ちょっと待って、私は?」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.11 )
二週間後
みずべちほー・ライブステージ
PPP『空はー(空はー)飛べないけどー(オォーオォー)夢のー(夢のー)翼があるー(フゥーーー)♪』
パンダ「キャァアアーーー!!!PPPーーーーー!!!」
ブラックジャガー「イヤッッッホオオオオォォーーーー!!!PPPサイッコォーーーーー!!!おらァ!!お前らもっと気合入れて盛り上げルォオオーーー!!」
博士「……相変わらずPPPはすごい人気なのです」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.12 )
プリンセス「みんなー!今日は私達のライブに最後まで付き合ってくれて、どうもありがとーーー!!」
コウテイ「さて、今日のPPPのライブはこれで終わりだけど……実は皆に重大発表があるんだ」
コウテイの言葉に会場に来ていたフレンズ達がざわつき始める
パンダ「重大発表……?ま、まさかもうすぐ解散するとか!?」
ブラックジャガー「それともPPPの誰かに彼女ができたか……うわぁあああイヤだぁあああああああ!!!」
あまり良くない憶測が飛び交い、若干ゃ不安に包まれる観客達
イワビー「……いやいや!そんな悪い知らせじゃねぇって!解散もしないし、彼女もいねぇよ!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.13 )
かばん「さ、サーバルちゃん!まだプリンセスさんのお話の途中だよ!」
アライさん「あーっ!一番乗りはずるいのだ!アライさんも前に出たいのだ!」
フェネック「まぁまぁ、気楽に行こうよアライさーん」
サーバルに続いてかばん、アライさん、フェネックもステージに上がってきた
新たに登場した四人の少女に、観客達の困惑はさらに増していく
かばん「すみませんプリンセスさん……勝手に上がってしまって」
プリンセス「いいわよ、もう終わるところだったし……後は貴女達に任せるわ」
かばん「はい!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.14 )
ブラックジャガー「……かばん?もしかして、あの子が例の『かばん』か!?」
パンダ「知っているのかブラックジャガー!?」
ブラックジャガー「うむ、聞いたことがある……以前妹が言っていた、『突然じゃんぐるちほーに現れてまほうのように橋を作り、颯爽と去っていったとても賢い子』だと」
モブフレンズ「あ、私も聞いたことある!何でも、へいげんで繰り返されていたヘラジカとライオンの抗争を止めたらしいよ!」
モブフレンズ「こはんに建ってるあの家も、『かばんさんがいなかったら出来なかったッス』ってビーバーから聞いたわ!」
モブフレンズ「かばんさんが作った『りょうり』という物を食べて、そのおいしさのあまりに博士達の毛皮がはじけ飛んで『ぜんら』になったとか……!?」
モブフレンズ「パークを危機に陥れた災害レベル『神』の巨大黒セルリアンをワンパンで倒したって聞いたぞ!」
モブフレンズ「あれが本物のかばんさん!?すっごーい!私一度会ってみたかったんだー!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.15 )
かばん「いやー……それにしてもPPPのライブ、すごかったですね!」
観客達「「「そうですね!」」」
かばん「歌もダンスもすごく上手で、それにしっぽがピョコピョコしててとても可愛かったです!」
観客達「「「そうですね!」」」
かばん「それで本題に入りますけど……実はぼく達も二週間前にアイドルグループを結成したんです!あっ、ぼく達と言うかサーバルちゃん達ですね、ぼくは単なるマネージャーです……グループ名は『どうぶつビスケッツ』!」
観客達「「「おぉーー!!」」」
かばん「今日はこのステージをお借りして、どうぶつビスケッツの初ライブを行わせてもらえることになりました!皆さん、もしよかったらサーバルちゃん達のライブを見ていってください!」
観客達「「「いいともー!!」」」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.16 )
マーゲイ「選曲をミスったわね!『ようこそジャパリパークへ』はPPPの十八番の一つ!今日のライブでも歌っていたわ!」
マーゲイ「ゆえに、ファンの脳内にはこの曲がPPPの歌声で刻み込まれている!メロディだけで脳内再生余裕!」
マーゲイ「この歌を歌えば、問答無用でPPPと比較されてしまうというワケよ!ハッ!ざまぁないわねぇ!」
博士(さっきからうざいのです……)
ビスケッツ「「「うぇかとぅようこそジャパリパーク!今日もドッタン♪バッタン♪お、お、さ、わ、ぎ!」」」
パンダ「!?」
ブラックジャガー「………こ、これは……!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.17 )
サーバル「夕暮れー空に指をそっと重ーねたらー」
ビスケッツ「「「はじーめまーしーてー(はじーめまーして)君をもっと知りーたーいな♪」」」
観客達「「「「「うーがぉーーー!!!」」」」」
ビスケッツ「「「ららららー♪ららららー♪おぅうぇるかむとぅーざー」」」
観客達「「「「「ジャパリパーク!!!」」」」」フェネック「じゃぱりぱー」
ビスケッツ「「「ららららーららららーららー♪集まれ友ー達ー♪」」」
観客達「「「「「ハイハイ!!!」」」」」
サーバル「ららららー↑」アライさん「らららら♪」サーバル「ららららー↓」フェネック「らららら♪」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.18 )
マーゲイ「うっ……かばんさん……!」
かばん「どうですか?サーバルちゃん達のライブは?PPPの皆さんに少しでも近づけるように、がんばってレッスンしたんです!」
博士「見事なのです、サーバル達はこの会場の誰もが認める立派なアイドルになりました」
かばん「えへへ……それ、サーバルちゃん達にも聞かせてあげてください!きっとすごく喜んでくれますよ!」
助手「もちろん、お前の働きがあってこその成長なのです。よくやりましたね、かばん」
かばん「いえいえ、そんな……!ありがとうございます!」
マーゲイ「ふ……ふーん?ままままぁー良かったんじゃないかしらー?ぺぺっぱぺっぷPPPにはまだまだ及ばないけど、短期間でここまで成長した実力は認めてあげないこともないなんてことはないかもしれないわ!」カタカタ
博士「膝が大爆笑してますよ」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.19 )
マーゲイ「かばんさんはパークに蔓延る問題を次々と解決した知恵者、そしてあの三人にもそこそこ素質があった……人気が出るのもまぁ仕方のない事よ」
マーゲイ「しかぁし!もう一組の方はどうかしらねぇ!?」
マーゲイ「Foxy Zoneのメンバー名簿は見せてもらったけど、どいつもこいつも地味でぱっとしない子ばかり!しかもマネージャーは、あのゲームばかりしてる引きこもりで有名なキタキツネ!」
マーゲイ「まともなアイドルグループなハズがないわ!」
博士「マーゲイ、フラグって知ってますか?」
かばん「あの、マーゲイさんどうしちゃったんですか……?」
助手「気にする必要はありません」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.20 )
ブラックジャガー「………あの歌声、やはり間違いない!『みゆはん』だ!」
パンダ「知っているのかブラックジャガー!?」
ブラックジャガー「うむ、聞いたことがある……ボスの通信機能?とやらでパーク中に歌声を配信している謎のフレンズ『みゆはん』……その透き通った美しい歌声は聞いた者の心に癒しと安らぎを与え、じゃぱりまんを川に落として泣いているフレンズも泣き止む程だという……」
ブラックジャガー「『みゆはん』というペンネームとさばくちほー出身という事しかわかっておらず、ついた通り名が『砂漠の歌姫』!……まさか彼女が、その『みゆはん』だったとは……!」
スナネコのずば抜けた歌唱力が、観客達の心を鷲掴みにしていた
博士「……『みゆはん』とやらの存在は我々も知っていましたが」
助手「まさかその『みゆはん』の正体がスナネコだったとは……驚きなのです」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.21 )
かばん達の前に現れたキタキツネは、今までとはまるで別人のように雰囲気がガラリと変わっていた
いつも着ていた今時の女子高生のような服装ではなく、黒いスーツにタイトスカートをキッチリと着用し、長い髪も一つに束ねてバレッタで留めている
これで黒いサングラスをかけていなかったら敏腕プロデューサーというより、どこかの社長秘書のように見える出で立ちであった
かばん「とってもすごかったです!特にスナネコさんの歌がとても上手くて、本当にビックリしました!スナネコさんは歌うのが得意なフレンズさんだったんですね!」
エキノコックスP「フフフ……ボクが本気で調査すれば、『砂漠の歌姫・みゆはん』の正体を突き止める事なんてクチバジムの電動ドアの第1ロックを外すスイッチを見つけるよりも容易いよ」
助手(その行動力をもっと他の事に活かせないのでしょうか……)
エキノコックスP「おや?どうしたのかなマーゲイ、まるで狐につままれたような顔をしてるよ?www」
マーゲイ「……な、納得いかないわっ!何をどうしたらあんな……あぁもう!あれを表現する言葉すら思い浮かばない!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.22 )
翌日
さばんなちほー
かばん「こ、これは一体……?」
サーバル「すっごーい!何これ何これ!?おっきい!おっきいよー!?」
フェネック「前に来たときは、こんなのなかったよねー……?」
博士から『準備が整ったのでさばんなちほーに来るのです』との連絡を受け、指定された場所へと赴いたどうぶつビスケッツ達
そこでかばん達が見たのは───
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.23 )
廊下を突き抜けて行くと、そこには天井の開けた大きなグラウンドが広がっていた
荒れていた地面はきちんと整備されており、グラウンドを一周するようにトラックが引かれている……何に使うのか、グラウンド中央には大きな布で覆い隠した高さ5メートル以上はある謎の物体が置かれていた
グラウンドを見下ろせる観客席には、既に数百人ものフレンズ達が集まって大盛況している
よく見ると数名のフレンズが観客席を縫うように練り歩き、ビールサーバーみたいに飲食物を配布していた
アルパカ「いらっしゃぁあああああい↑↑出張ジャパリカフェのおいしい紅茶だよぉ〜!のどに良い紅茶もあるよぉ〜!」
ナミチスイコウモリ「そこのモコモコなお姉さん!その美味しそうな紅い飲み物、一杯なみちーにちょーだいな♪」
ホッキョクウサギ「私にも一杯ください〜」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.24 )
かばん「わぁ……フレンズさんがいっぱい……!」
サーバル「すっごーい!さばんなちほーでこんなにたくさんのフレンズを見るのは初めてだよ!」
博士「昨日パーク中に『さばんなちほーでアイドル達が勝負する』と情報を拡散したのです」
助手「まさかこれほど集まるとは思ってませんでした、PPPやお前達が有名だという証拠なのです」
フェネック「フレンズが集まるかどうかも分かってなかったのに、こんな大規模な物を一晩で造らせるとか鬼畜だねー……」
助手「ほら、あそこを見てください。どのアイドルグループが勝つか、賭けが行われているのです」
助手の指差した先では、何故かバニーガールの格好をしたサラブレッド達が賭博場の受付をしていた
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.25 )
かばん「……何だろう……フレンズさんがああいう事してるの見るの、何かやだな……」
助手「それでは、もうすぐ始めるのであそこの控え室で準備をするのです」
博士「40秒で仕度するのです、グズはキライですよ」
サーバル「早すぎだよ!」
どうぶつビスケッツ控え室
かばん「えーと……詳しい勝負内容は聞かされてませんけど、ライブ対決ですよね?でも、どうぶつビスケッツが歌えるのは……」
フェネック「『ようこそジャパリパークへ』と『マイペースちぇいさー』だけだねー……」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.26 )
Foxy Zone控え室
エキノコックスP「皆、今日は今までに行ったライブとは規模が全然違うからね、気合い入れていこう!」
ギンギツネ「今までって貴女、ライブやったの昨日が初めてでしょ。何言ってるのよ……」
トキ「それで今日は何を歌うの?私達が歌えるのは、私の持ち歌『トキの歌』『はしらとじゃぱりまん』を始めとしたトキの歌メドレーに、スナネコの『ぼくのフレンド』に……」
スナネコ「あ、ぼくがこの間配信した『スナネコマン』なんてどうですか?」
ギンギツネ「あれ57秒しかないじゃない……」
エキノコックスP「せっかくだし、『ギンギツネのどん兵衛ダンス』一時間耐久でもする?」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.27 )
・・・
観客全員に見えるように観客席上部に設えられた巨大スクリーン
その画面がヴゥン……と起動し、博士と助手の顔がどアップで映し出された
博士『レディース、エーンド、ジェントルメェーーーン!!!』
助手『博士、ジャパリパークにはレディースしかいませんよ』
博士『わ、わかってるのです助手……////ちょっと言ってみたかっただけなのです』カァ…
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.28 )
助手『続いて二組目……あらゆるフレンズを魅了する魅惑の歌唱力を誇る《砂漠の歌姫・みゆはん》ことスナネコを有する、トリッキーなダークホース『Foxy Zone』!!』
スナネコ主体の紹介と共に、今度はギンギツネ達Foxy Zoneが入場してきた
観客達「「「「「ワァアアアーーーーーーーーーーッッッ!!!!!」」」」」
スナネコ「スナネコです、つまりはこれからもどうかよろしくね」
インドゾウ「まぁ、お客さんがこんなにいっぱい……」
トキ「ムフフ……この大歓声、皆私のファンってことよね////」
ショウジョウトキ「何言ってるのよ私に決まってるでしょ!」
ギンギツネ「……何か皆忘れてる気がするけど、センターは私よ?」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.29 )
助手『そして三組目……世代を渡って受け継がれるアイドル魂、今やパーク中にその名を轟かす言わずと知れた超人気アイドルグループ『PPP』!!』
最後にプリンセス率いるPPPが入場してくる……すると、流石の知名度と言うべきか今まで以上の大歓声が沸き上がった
観客達「「「「「「「ワァアァァアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」」」」」」」
プリンセス「待たせたわね!ロイヤルペンギンのプリンセスよ!皆、今日は来てくれてありがとう!!」
ジェーン「ジェーンです、よろしくお願いします///」
イワビー「イワトビペンギンだぜ!のイワビーだーーー!!」
コウテイ「ほう、イワビーの種族名は『イワトビペンギンダゼ』というのか……知らなかった」
イワビー「ただのネタだよ!!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.30 )
博士『ルールを説明します、お前達三組にはこれから五種目の競技に挑戦してもらうのです』
助手『競技を始める前に各グループ内で先鋒、次鋒、中堅、副将、大将を決めるのです。一種目の競技で各グループから一人ずつ出場し、計三名での試合を五回行うのです』
博士『一種目の得点は、一位が30P、二位が20P、三位が10Pなのです。しかし、場合によっては0Pになる事もあるので気をつけるのですよ』
助手『全ての競技を終えた時、一番得点の高いグループが優勝なのです。せいぜいがんばるのです』
かばん「ちょ、ちょっと待ってください!!」
博士と助手のルール説明を聞いて、かばんが慌てて声をあげる
博士『はい、なんですか?』
かばん「ぼく達どうぶつビスケッツはサーバルちゃん、アライさん、フェネックさんの三人しかいません!他のグループよりも二人少ないんです!これではどうぶつビスケッツが不利です……」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.31 )
博士「ぱんぱかぱーーーん!!我々なのです!!」
助手「我々二人がお前達に力を貸してやるのです、感謝するのです」
かばん「………………………………………………あっ、はい」
かばんの目のハイライトが消えた
博士「何ですかその反応は!?」
助手「島の長たる我々が力を貸すと言っているのですよ?もっと喜ぶのです!」
かばんの薄いリアクションに博士と助手は不服そうにするが、かばんだけでなくサーバル達どうぶつビスケッツ、さらには観客達すらも失望の声をあげ始めた
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.32 )
放送席
アミメキリン『さぁ、待ちに待ったアイドル達の祭典がやってまいりました!果たして優勝するのはどのグループなのか!ジャパリパークNo.1のアイドルグループが!今日ここで!決まります!』
アミメキリン『実況はこの私、パーク一の推理力を誇る『見た目は美人、頭脳はかばん』美少女名探偵アミメキリンがお送りします!』
ツチノコ『なぁーにが『見た目は美人、頭脳はかばん』だよ、実際は『黙ってれば美人、頭ハッピーセット』だろ』
アミメキリン『そして解説にはこの方!デビュー作の『ホラー探偵ギロギロ』で有名なあの超売れっ子人気作家、タイリクオオカミ先生に来ていただいております!』
タイリクオオカミ『ヘブンズドアー!!やぁ皆、初めまして!私は作家のタイリクオオカミ、今日は解説を担当するよ。ちなみに司会進行も私達が務めるからね、どうぞよろしく』
ツチノコ『司会をするはずだった博士と助手が出場選手になっちまったからな……』
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.33 )
アミメキリン『ではこれより先鋒戦を行います!まずは各グループ、先鋒戦に出場するアイドルを選んでください!』
サーバル「その前に、どんな勝負をするのか教えてよ!」
アミメキリン『それは出場選手を決めてからよ!ちなみに一度決めたら選手の変更はできないわ!』
サーバル「えーーーっ!?いいじゃない!ケチ!」
タイリクオオカミ『試合前に内容が分かっていたら、その勝負が得意なフレンズを選出するだろう?これは公平な勝負をするのに必要な措置なんだ』
ツチノコ『分かったらさっさと出場選手を決めろ、このすしざんまい』
すしざんまい「うみゃーーー!」プンスコ
こうして各グループ内で誰が先鋒戦に出るか話し合いが始まった
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.34 )
アミメキリン『さぁ、各グループ先鋒戦に出場する選手が決まったようです!まずはどうぶつビスケッツから、【さばんなちほーのトラブルメーカー】サーバル選手!』
サーバル「うみゃー!ひどいよー!」
アミメキリン『続いてFoxy Zoneから、【お荷物】【足手まとい】【いらない子】【The 地味】数々の蔑称を持つショウジョウトキ選手!』
ショウジョウトキ「私の扱い酷くない!?」
エキノコックスP(まぁ実際、様子見目的の当て馬だし……)
アミメキリン『最後にPPPから、【三代目PPP結成の立役者】プリンセス選手!』
コウテイ「頼んだぞプリンセス」
プリンセス「任せて!ここで30P取って、流れを掴んでくるわ!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.35 )
アミメキリン『ルールを説明します!まず三人には、あの滑り台の上に座ってもらいます』
サーバル「はいはーい!何だかたのしそー!」
コツメカワウソ「いいないいなー!サーバルいいなー!私もやりたーい!」
ジャガー「大会の後で使ってもいいか訊いてみようか」
サーバル「私ここに座ろーっと!」
ビーバー「あ、サーバルさんちょっと待つッス」
サーバル「え?何、ビーバー?」
ビーバー「サーバルさんの座る所はこっちッス!」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.36 )
アミメキリン『最初にスライムプールに落ちた選手に10P、二番目が20P、最後まで残った選手のグループに30P入ります!』
アミメキリン『それでは早速始めましょう……第一問!』
アミメキリンの言葉と共に巨大スクリーンが再びヴゥン……と起動し、各所に配備しているラッキービーストと連動してサーバル達の様子が映し出される
そして、反対側にもう一つあった巨大スクリーンも起動し、問題と思われる四つの単語が映し出された
越冬
園
和姦
内野
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.37 )
ショウジョウトキ「その答え、何かサーバルが言いそうな言葉ばかりじゃない!ズルいわよ!」
サーバル「うみゃー!そんなことないよ!」
タイリクオオカミ『しかしだね……この問題、実は私が考えたんじゃなくてボス達がそのデータベースの中からランダムに選出しているんだ。彼らが特定のフレンズを贔屓しない事は君も知っているだろう?』
ショウジョウトキ「うっ……そ、それは……」
プリンセス「ショウジョウトキ、オオカミの言う通りよ。大人しく引き下がりましょう」
かばん(これは、明らかにサーバルちゃん向けの問題……偶然とは思えない)
かばん「……ッ!まさか、ラッキーさん……!?」バッ
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.38 )
ガターン!と、今度はショウジョウトキの台のみ角度が上がった
ショウジョウトキ「にょわわっ!?な、何でよ!?カラスに似た鼻声っぽい調子外れのバカみたいな歌声と言えばトキでしょ!?」
トキ「貴女後で覚えてなさいよ……」イラッ
タイリクオオカミ『まだ問題の途中だっただろう?早押し問題には引っかけ問題が付き物だ、焦るのは分かるがちゃんと最後まで聞きたまえ』
アミメキリン『では改めて問題の続きから……とある国の国鳥だった事でも有名な鳥と言えばトキですが、ジョジョの奇妙な冒険・第三部のラスボスであるDIOが、そのスタンド能力【ザ・ワールド】で止める事ができるのは?』
ショウジョウトキ「知るかっ!!」
プリンセス「……ハッ!それなら知ってるわ!」ピポーン♪
ショウジョウトキが毒づいた直後、プリンセスがすかさずボタンを押した
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.39 )
ショウジョウトキ「……ぷはぁっ!何よコレ、ぬるいしちょっと臭いんですけど……」
ショウジョウトキが手で掬い取ったスライムの匂いを嗅いで困惑していると───
ズズッ、ズズズルルルゥゥ〜〜〜〜〜〜〜!!
突如浸かっていたスライムがウネウネ波打ったかと思うと、数本の触手に変形してショウジョウトキの身体を這い回り始めた
ショウジョウトキ「きゃああぁぁああああッッ!?!?ちょっ、ちょっと!コレ動くんですけど!?」
タイリクオオカミ『そりゃ生き物だし、多少はね?』
ショウジョウトキ「コレ生き物なの!?」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.40 )
アミメキリン『ショウジョウトキ選手が最初に落ちたので、Foxy Zoneの先鋒戦のポイントは10Pです!』
アミメキリン『さぁ、これでサーバル選手とプリンセス選手の一騎討ちとなりました!果たして軍配はどちらにあがるのか!?どんどん進めましょう、第三問!』
アミメキリン『顔がでかくて…首が太くて…足が短くて…ちょっとずんぐりむっくりな───』
サーバル「はーい!それはジャガーだよ!」ピポーン♪
ブッブーー!!
プリンセス「女の子やぞ!」ピポーン♪
ピンポンピンポーン!!
タイリクオオカミ『永井豪の作品で、悪魔の力を身につけた───』
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.41 )
タイリクオオカミ『では行こうか、運命の最終問題………ほう?これは……』
手元にいるラッキービーストが表示した問題を見て、オオカミが面白そうに顎に手を当て薄く笑う
アミメキリン『どうしたんですか先生?』
タイリクオオカミ『この問題、どうやら昔のとあるフレンズが考えたそうだが……かつてジャパリ女学園大学を首席で卒業した昔のオコジョが解けなかった問題らしい』
アミメキリン『えぇー!?超難問じゃないですか!』
タイリクオオカミ『さて、二人にこの問題が解けるかな?』
サーバル&プリンセス「「………」」ゴクリ
タイリクオオカミ『では最終問題……』
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.42 )
タイリクオオカミ『───プリンセスだ』
マーゲイ「ぃよっしゃ!!」グッ
かばん「そ、そんな……」
思わずガッツポーズをするマーゲイとは対照的に落胆するかばん
アミメキリン『さぁプリンセス選手、答えをどうぞ!』
プリンセス「ズバリ、梅干しでしょ!!」ズバァ
プリンセスが、まさにかばんの思っていた通りの解答をした
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.43 )
サーバル「正解は、すっぱい星(せい)だよ!!」ドヤァ
……………
余りにも安直な答えに会場内が呆れ返る
もし巨大スクリーンにコメント表示機能があったとしたら、画面が怒濤の『は?』で埋め尽くされていただろう
かばん「サ、サーバルちゃん……いくらなんでもそれは……」
プリンセス「まんまじゃないのっ!ひねりのひとつくらい加えなさいよ!」
ピンポンピンポーンピンポーーーン!!
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.44 )
タイリクオオカミ『おおっ!?プリンセス選手、自分から落ちてきたぞ!?』
プリンセス「私だってプロのアイドルの端くれ……負けが確定したのなら、悪あがきなんてせずに潔く落ちるわ」
プリンセスはそう言うと、まるで自らスライムを受け入れるかのように腕を伸ばし両手を広げた
プリンセス「さぁ、おいで!貴方達の好きにしていいわよ!」
するとその言葉に応えるかの如くスライムがウゾウゾと蠢きだし、先程よりも若干ゃ細くて多い触手を形作ると……
ショウジョウトキの時とは比較にならない速さと勢いでプリンセスに巻きつき、その身体を情熱的に愛撫し始めた
シュワシュワと音を立てて溶かされる水着の下からペンギンのフレンズ特有の肉付きの良いムチッとした、さりとて日々のレッスンによって鍛えられているため引き締まっている、スレンダーかつ肉感的な肢体が露になる
プリンセス「あっ……んっ////ひぅっ!!////か、覚悟はしてたけど……ぅ///ホントに容赦ないわね……っ!////」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.45 )
プリンセス「い……いやっ!見ないでッ!こんな、こんな恥ずかしい姿の私を見ないでぇッ!!////」
観客達から注がれる好色な視線に耐えきれなくなったプリンセスがジタバタもがくが、昨今の小説やアニメ等を見れば分かる通り、スライムに対し物理攻撃は一切効果が無い
トドメとばかりにスライムは二本の触手の先端を吸盤のような形状に変化させると……
チュウゥウゥウウウウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!
プリンセスの両胸の乳首に思いっきりむしゃぶりついた
プリンセス「ひゃあぁあああぁああああんっ!?!?/////」
もちろんプリンセスは母乳等出ないのだが、チュウチュウと吸い上げる度に触手が波打つため、まるで本当に授乳しているかのように見える
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.46 )
プリンセスはビーバー達スタッフによって救助された
アミメキリン『プリンセス選手が落ちたので、PPPには20P……そして、見事最後まで残ったのは意外にもサーバル選手!!』
アミメキリン『先鋒戦を征したのはどうぶつビスケッツです!どうぶつビスケッツには30P入ります!!』
観客達「「「「おぉおぉおーーーーーーッッ!!」」」」パチパチ
アライさん「やったのだ!サーバルが30P取ったのだー!」
フェネック「すごいよサーバルさぁん!」
助手「やりますねぇ」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.47 )
ビーバー「ところがどっこい!そうは問屋が卸さないんスよねぇ」ニヤァ
ポチッと、ビーバーはドクロマークの描かれたボタンを押した
すると……
カシャッ
サーバルのお腹の辺りから、何かが開くような音がした
サーバル「え?」
サーバルが見下ろすと滑り台の床の一部が外れてスーッとスライドし、一辺20cm程度の正方形の穴が開いた
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.48 )
サーバル「……ぷはぁっ!?なになに?今のなにーー!?」
無論、バスにはねられても死なない頑丈な身体してるのでこの程度の攻撃では痛くも痒くもないのだが……案の定サーバルにもスライムの洗礼が降りかかる
ズリュッ、ズリュリュリュ〜〜〜〜ッ!!
サーバル「うわぁ来たぁーーー!?ヤバイよヤバイよ、どうし………むごっ!?」
スライムはサーバルに急接近すると触手をおちん○んの形に変型させ、サーバルの口の中に触手チ○ポを無理矢理突っ込んだ
そのまま触手を脈動させ、サーバルの喉マ○コにドピュドピュッと謎の分泌液を流し込む
サーバル「むぅっ!?ぐぽっ……ぐぽっ……ごぼっ!!ごぼぼぼぼっ!!ごぽぽっ!!ゴポォッ!!?」
白目を剥いてピクピク痙攣し、危うく溺れ死ぬサーバルになりかけたところでようやくスライムがサーバルの口から触手チン○を抜いた
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.49 )
ビーバー「やだなぁ、言いがかりはやめてほしいッス……モグモグ……」ムシャムシャ
ビーバーはいつの間にか取り出したじゃぱりまんを実に美味しそうに頬張っていた
かばん「……何で今じゃぱりまんを食べるんですか?」
ビーバー「いやぁ〜サーバルさんの不幸で今日もじゃぱりまんが旨いッス!」ハムハム
かばん「サーバルちゃんでメシウマしないでください!!」
サーバル「あははは!プニプニしてておもしろーい!あはははははーーー!///」
スライムは握っても形が崩れない程度に触手の硬度を変質させていた
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.50 )
プリンセス「皆ごめんね、30P取れなくて……」シュン…
コウテイ「何故謝るんだ?すごいじゃないかプリンセス!初っぱなから20P取るなんて」
ジェーン「私は二問しか分かりませんでした!」
イワビー「オレなんて一問も解けなかったぜ!くぅー!プリンセスの戦う姿を見てたら闘志が湧いてきたッ!なぁ、次鋒戦はオレに行かせてくれよ!」
コウテイ「そうだな、やる気がありあまってる今のイワビーに任せた方がいいだろう」
プリンセス「イワビー、お願いしてもいいかしら?」
イワビー「よっしゃ任せろ!プリンセスの仇を討ってやるぜ!」
フルル(プリンセスの仇……サーバルなら仇を討つまでもなく、既に行動不能になってるよね?)
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.51 )
グラウンド中央に陣取っていた滑り台とスライムプールはスタッフ達の手によって撤去され、次鋒戦に使われるセットの準備が着々と進められていた
アミメキリン『えー……サーバル選手とかばんMがまだ戻ってきていませんが、時間が惜しいのでこれより次鋒戦に移ります!』
タイリクオオカミ『では各グループ、次鋒戦に出場する選手を決めてくれ……ハァ……』ズーン…
ツチノコ『ん?オオカミ、何でそんなに暗い顔してるんだ?さっきまでのテンションはどうした?』
タイリクオオカミ『いやね……さっきしこたま撮影したハズの、サーバル達の写真や動画がどこにも見当たらないんだ……』
ツチノコ『あー、そういやかばんがラッキービーストに工口画像と工口動画の削除申請をしたらしいぞ?だからもうデータは残ってないんじゃないか?』
タイリクオオカミ『ナニィ!?な、何という事だ……後で模写しようと思ってたのに……』
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.52 )
アミメキリン『先生とツチノコがコントをしている間に各グループ次鋒戦の出場選手が決まったようです!』
ツチノコ『いやコントじゃねぇから!?』
アミメキリン『ではまずPPPから、ロックなアイドルを目指す【ジャパリパークの多田李○菜】イワビー選手!』
イワビー「さてはデ○ステやってんなオメー」
アミメキリン『続いてどうぶつビスケッツから、【害獣】【3000円】【うどん】【カープの危機】等々ネタに事欠かないパーク随一のいじられキャラ、アライグマのアライさん!』
アライさん「だからアライさんは害獣じゃないって言ってるのだぁーーー!!」
アミメキリン『最後にFoxy Zoneから、初代ポケモン図鑑にも登場する【ジャングルの踊り子】インドゾウ選手!』
インドゾウ「そのネタ不快だからやめてほしいわ〜」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.53 )
アミメキリン『では、次鋒戦の内容を明かしましょう!皆さんあそこを見てください!』
アミメキリンの指差した先……先刻まで滑り台やプールがあった場所に、高さ3メートル幅2メートル程のこぢんまりとした小部屋が三つ並んで設置してあった
イワビー「あん?何だありゃ、まさかあの部屋で着替えてファッションショーでもすんのか?」
アミメキリン『いいえ、ここで競べるのはファッションセンスじゃないわ……』
アミメキリン『題して【ちゃんと覚えてる?うろ覚えフレンズお絵かき】対決〜!』
アライさん「お絵かき?オオカミがいつもやってるあれの事か?何だか楽しそうなのだ!」キラキラ
インドゾウ「あらあら、まぁ……」
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.54 )
アミメキリン『それではテーマを発表します!お題は……サーバルです!』
博士「おぉ!我々に有利なお題なのです!アライはここ数週間、毎日のようにサーバルと顔を合わせているのです!」
助手「これは我々に良い流れが来てますね、散っていったサーバルも草葉の蔭で喜んでいる事でしょう」
フェネック「やったねアライさん、これは勝ったも同然だよー」
アライさん「ふはははは!任せるのだ!票を独り占めして30P手に入れるのだ!今皆で作ってる舟に乗った気で待ってるのだ!」
ツチノコ『あ、あっぶねぇ……バッキャロー!!舟を作ってるのは、かばんには内緒って言っただろーがッ!!もしこの場にかばんがいたらどう責任取るつもりだったんだコノヤロー!!』
タイリクオオカミ『それを放送席から大音量で叫ぶ君が一番危ないよ』
アライさんは高笑いしながら小部屋の中へ入っていった
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.55 )
アミメキリン『三人が小部屋に入ったのでタイマーをスタートします!皆さん、20分お待ちください。トイレに行っても構いませんが、20分後すぐに絵の比較を始めるので3分前までには席に戻る事を推奨します!』
ツチノコ『なぁ、今さら言うのも難だけどよ……先鋒戦の時から思ってたが、これ運動会じゃねぇよな?』
タイリクオオカミ『ドキッ!アイドルだらけの〜という言葉に一番合いそうな名詞がそれだったってだけさ、催しの名前に特に意味はないよ』
タイリクオオカミ『さてと……それじゃ、20分の間暇だしマンガでも読もうかな』スッ
ツチノコ『……ん?おい、お前それは……』
タイリクオオカミ『え?これかい?ハンター×ハンターの最終巻だよ、図書館で借りたんだ』
ツチノコ『あぁーーーッ!?いつも図書館に置いてないと思ったらお前が持ってたのか!!寄越せ!!俺それまだ読んでねぇんだッ!!』バッ
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.56 )
アライさん、イワビー、インドゾウが小部屋に入ってから20分が経過した頃
〘たまにはケンカして怒ろう♪泣き顔見たら慰めよう♪とびっ↓きー↑りぃ↓の長いお説教は短めにして♪〙
アラーム音として設定されていたスナネコの持ち歌【ぼくのフレンド】が場内に優しく響き渡る
〘きれいな物を探しに行こう♪おいしい物をたくさん食べよう♪つまりはこれからもどうk〙ブツッ
アミメキリン『あ、20分経ったみたいね』
アミメキリンが遠慮容赦なくアラームを止めた……すかさず巻き起こる観客達からのブーイングの嵐
ジョフロイネコ「あーっ!?何するでち!!今良いところだったでち!!」ジョフーッ!
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.57 )
顔がでかくて首が太くて、ちょっとずんぐりむっくりな感じする二頭身のボディ
適当に描かれたようなギザギザの足に、片方折れた長い耳……黒く塗り潰された感情の窺い知れない眼窩に、これまたギザギザの口……
全員「「「………」」」
アライさん「ふはははは!皆、あまりの出来映えに声も出ないみたいなのだ!」
ツチノコ『………おいアライ』
アライさん「ぬ?」
ツチノコ『俺達はサーバルを描けと言ったんだ……』
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Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.58 )
アミメキリン『では、次にイワビー選手の絵を見てみましょう!イワビー選手、画用紙を表にしてください!』
イワビー「おう、いいぜ!でもオレもそんなに上手くはないからな?」
イワビーはそう前置きしてから持っている画用紙をひっくり返した、すると……
観客達「「「おぉ………ッ!?」」」ドヨッ…
アミメキリン『こ、これは……!』
タイリクオオカミ『ほう……これは意外だね』
観客達の間でどよめきが起こり、作家であるタイリクオオカミまでもが感嘆の息を漏らした。何故なら……
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