Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.57 )
顔がでかくて首が太くて、ちょっとずんぐりむっくりな感じする二頭身のボディ
適当に描かれたようなギザギザの足に、片方折れた長い耳……黒く塗り潰された感情の窺い知れない眼窩に、これまたギザギザの口……
全員「「「………」」」
アライさん「ふはははは!皆、あまりの出来映えに声も出ないみたいなのだ!」
ツチノコ『………おいアライ』
アライさん「ぬ?」
ツチノコ『俺達はサーバルを描けと言ったんだ……』
ツチノコ『誰がミミッキュ描けっつったんだゴルァーーーーーー!?』
それはどこからどう見てもミミッキュにしか見えなかった
アライさん「ミ、ミミッキュ……?何を言ってるのだ?これは正真正銘サーバルなのだ」
ツチノコ『嘘吐けェ!!こんな憎しみと悲壮感に満ちたサーバルがどこにいる!?つーか、こんなショボい絵描くのに何20分もかけてんだ!!お前の頭は飾りかァーーーッ!!』
アライさん「そんなにボロクソ言うことないのだぁ!!」
あまりの酷評に憤慨するアライさんだったが、ツチノコ以外のフレンズ達もアライさんの描いた絵はサーバルに見えないようで首を傾げたり眉を潜めたりする者ばかりだった
アミメキリン『どうやらアライ選手、サーバルの顔は見慣れていたようですが画力が足りなかったようです!』
タイリクオオカミ『まぁ私みたいな作家でもない限り、フレンズが絵を描く事なんてほとんどないからね……だいたい皆こんなものだと思うよ』
アライさん「ぐぬぬぅ……納得いかないのだ……」ズーン…
イワビー「まぁ元気出せって!オレは良い絵だと思うぜ?味があってさ!」ニヤニヤ
イワビーが励ますように言葉をかけるが、嘲るような笑みを浮かべているため煽ってるようにしか聞こえない……というか、実際煽っている