Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.51 )
グラウンド中央に陣取っていた滑り台とスライムプールはスタッフ達の手によって撤去され、次鋒戦に使われるセットの準備が着々と進められていた
アミメキリン『えー……サーバル選手とかばんMがまだ戻ってきていませんが、時間が惜しいのでこれより次鋒戦に移ります!』
タイリクオオカミ『では各グループ、次鋒戦に出場する選手を決めてくれ……ハァ……』ズーン…
ツチノコ『ん?オオカミ、何でそんなに暗い顔してるんだ?さっきまでのテンションはどうした?』
タイリクオオカミ『いやね……さっきしこたま撮影したハズの、サーバル達の写真や動画がどこにも見当たらないんだ……』
ツチノコ『あー、そういやかばんがラッキービーストに工口画像と工口動画の削除申請をしたらしいぞ?だからもうデータは残ってないんじゃないか?』
タイリクオオカミ『ナニィ!?な、何という事だ……後で模写しようと思ってたのに……』
ツチノコ『さっきリアルタイムで思っくそ描きまくってただろ』
タイリクオオカミ『現物資料は多いに越した事はないんだよ!クッ……これからは記憶を頼りに描かないといけないのか……これではジャパリパークに工口マンガブームを巻き起こし、夢の印税生活を送るという当初の計画が……』
ツチノコ『うっわ金の亡者かよ、お前も所詮は資本主義の犬だったんだな』
タイリクオオカミ『このタイリクオオカミが、金やちやほやされるためにマンガを描いてると思っていたのかァーーーーッ!!』
ツチノコ『やかましい!!』