Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.43 )
サーバル「正解は、すっぱい星(せい)だよ!!」ドヤァ
……………
余りにも安直な答えに会場内が呆れ返る
もし巨大スクリーンにコメント表示機能があったとしたら、画面が怒濤の『は?』で埋め尽くされていただろう
かばん「サ、サーバルちゃん……いくらなんでもそれは……」
プリンセス「まんまじゃないのっ!ひねりのひとつくらい加えなさいよ!」
ピンポンピンポーンピンポーーーン!!
タイリクオオカミ『正解だ!その通り、この問題の答えは【すっぱい星】だよ!』
プリンセス「」
マーゲイ「はぁあああああああッ!?んなクッソ安直な答えが正解!?何かの間違いでしょ!?」
ツチノコ『どれどれ……うわマジだ、ガチですっぱい星って書いてあるぞ』
かばん「えぇーー!?サーバルちゃん、どうして分かったの!?」
サーバル「んー……何となく?真っ先にすっぱい星が思いついたんだ」
タイリクオオカミ『フフッ……思考回路がまったく同じとは、これもまた運命というヤツだね」
かばん「どういう事ですか?」
タイリクオオカミ『この問題、実は先代……いや先々代か?とにかく、昔のサーバルが考えた問題なんだ』
サーバル「えーーー!?そうだったの!?すっごい偶然だね!」
マーゲイ「な、納得いかないわっ!!よりによってクイズ対決でサーバルなんかに負けるなんて……」
タイリクオオカミ『……さて、それじゃ負けたプリンセス選手にはスライムプールに落ちてもらおうか……ビーバー!』
ビーバー『了解ッス、プリンセスさんの手元からローションを……』
ビーバーが持っていたリモコンで、プリンセスの掴まっている縁からローションを出そうとした時───
プリンセス「………その必要はないわ」パッ
プリンセスは自ら縁から両手を離すと……
クルクルクル………トパアァン!!
空中で体制を整えてカッコ良く回転しながら落下し、見事な着水をして魅せた