Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.43 )

日時: 2018/08/01 16:29
名前: 闇路◆xGsci9zB9.

サーバル「正解は、すっぱい星(せい)だよ!!」ドヤァ


……………

余りにも安直な答えに会場内が呆れ返る

もし巨大スクリーンにコメント表示機能があったとしたら、画面が怒濤の『は?』で埋め尽くされていただろう

かばん「サ、サーバルちゃん……いくらなんでもそれは……」

プリンセス「まんまじゃないのっ!ひねりのひとつくらい加えなさいよ!」


ピンポンピンポーンピンポーーーン!!


タイリクオオカミ『正解だ!その通り、この問題の答えは【すっぱい星】だよ!』

プリンセス「」

マーゲイ「はぁあああああああッ!?んなクッソ安直な答えが正解!?何かの間違いでしょ!?」

ツチノコ『どれどれ……うわマジだ、ガチですっぱい星って書いてあるぞ』

かばん「えぇーー!?サーバルちゃん、どうして分かったの!?」

サーバル「んー……何となく?真っ先にすっぱい星が思いついたんだ」

タイリクオオカミ『フフッ……思考回路がまったく同じとは、これもまた運命というヤツだね」

かばん「どういう事ですか?」

タイリクオオカミ『この問題、実は先代……いや先々代か?とにかく、昔のサーバルが考えた問題なんだ』

サーバル「えーーー!?そうだったの!?すっごい偶然だね!」

マーゲイ「な、納得いかないわっ!!よりによってクイズ対決でサーバルなんかに負けるなんて……」

タイリクオオカミ『……さて、それじゃ負けたプリンセス選手にはスライムプールに落ちてもらおうか……ビーバー!』

ビーバー『了解ッス、プリンセスさんの手元からローションを……』

ビーバーが持っていたリモコンで、プリンセスの掴まっている縁からローションを出そうとした時───


プリンセス「………その必要はないわ」パッ


プリンセスは自ら縁から両手を離すと……


クルクルクル………トパアァン!!


空中で体制を整えてカッコ良く回転しながら落下し、見事な着水をして魅せた