Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.40 )
アミメキリン『ショウジョウトキ選手が最初に落ちたので、Foxy Zoneの先鋒戦のポイントは10Pです!』
アミメキリン『さぁ、これでサーバル選手とプリンセス選手の一騎討ちとなりました!果たして軍配はどちらにあがるのか!?どんどん進めましょう、第三問!』
アミメキリン『顔がでかくて…首が太くて…足が短くて…ちょっとずんぐりむっくりな───』
サーバル「はーい!それはジャガーだよ!」ピポーン♪
ブッブーー!!
プリンセス「女の子やぞ!」ピポーン♪
ピンポンピンポーン!!
タイリクオオカミ『永井豪の作品で、悪魔の力を身につけた───』
プリンセス「デビルマン!」ピポーン♪
ブッブーー!!
サーバル「わかるマン!」ピポーン♪
ピンポンピンポーン!!
・・・
アミメキリン『……こ、これは……』
タイリクオオカミ『すごい状況になったね……』
サーバル「ふぬぬぬぬ……」グッ
プリンセス「くむむむむ……」ギュッ
サーバルとプリンセスの乗っていた台は問題が進むにつれてお互いどんどん上がり続け、今や両方とも角度が直角90度にまで到達していた
もちろん二人とも普通に座っていられなくなり、今では縁に手をかけて皆に背を向け懸垂みたいにぶら下がっている状態である
ツチノコ『これもう滑り台じゃねぇだろ、ただの懸垂勝負だ』
タイリクオオカミ『そうだね、滑るというより落ちると言うのが正しいな』
ビーバー「……あのー、ちょっといいッスか……?」
スタッフとして滑り台の脇に控えていたビーバーがおずおずと手を挙げた
タイリクオオカミ『ん?どうしたんだいビーバー』
ビーバー「この滑り台なんスけど、構造上これ以上角度が上がらないんスよ……」
ツチノコ『まぁそりゃそうだよな、もはや壁としか呼べねぇもん』
タイリクオオカミ『ふむ、となると先に体力の尽きた方の負けか……それはあまり面白くないな』
タイリクオオカミ『……よし、こうしよう!次の問題に正解した方が勝ちだ!負けた方は強制的に落とす!』
ツチノコ『ひでぇヤツだな……』