Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.38 )
ガターン!と、今度はショウジョウトキの台のみ角度が上がった
ショウジョウトキ「にょわわっ!?な、何でよ!?カラスに似た鼻声っぽい調子外れのバカみたいな歌声と言えばトキでしょ!?」
トキ「貴女後で覚えてなさいよ……」イラッ
タイリクオオカミ『まだ問題の途中だっただろう?早押し問題には引っかけ問題が付き物だ、焦るのは分かるがちゃんと最後まで聞きたまえ』
アミメキリン『では改めて問題の続きから……とある国の国鳥だった事でも有名な鳥と言えばトキですが、ジョジョの奇妙な冒険・第三部のラスボスであるDIOが、そのスタンド能力【ザ・ワールド】で止める事ができるのは?』
ショウジョウトキ「知るかっ!!」
プリンセス「……ハッ!それなら知ってるわ!」ピポーン♪
ショウジョウトキが毒づいた直後、プリンセスがすかさずボタンを押した
タイリクオオカミ『おっ?プリンセス選手、答えをどうぞ』
プリンセス「答えは【時】ね!?」
ピンポンピンポーン!!
タイリクオオカミ『お見事!正解だ!』
ショウジョウトキ「はぁああああああああ!?!?どういう事よっ!?さっきの私の答え、当たってたじゃない!!」
タイリクオオカミ『いや、イントネーションが違う……君が言ったのは【ト↑キ↓】、正解は【と↓き↑】だ』
ショウジョウトキ「んな細かい違いどうでもいいわぁーーーーーッッ!!!」ムキィー!
あまりの理不尽さに錯乱するショウジョウトキ………と、その時
ガターン!と、唐突にサーバルとショウジョウトキの台の角度が上がった
サーバル「うわっと!?」
サーバルはルールを理解してきたらしく、油断なくずっと縁を握っていたので大丈夫だったが……
ショウジョウトキ「へっ?」フワッ
錯乱していたショウジョウトキはハンズフリーだったため、一瞬フワッと浮き上がってしまう。そして───
ショウジョウトキ「きゃああああああああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?」スィー……
どっぼーーーん!!
そのまま滑り落ちていき、スライムの詰まったプールに勢いよくダイブした