Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.32 )
放送席
アミメキリン『さぁ、待ちに待ったアイドル達の祭典がやってまいりました!果たして優勝するのはどのグループなのか!ジャパリパークNo.1のアイドルグループが!今日ここで!決まります!』
アミメキリン『実況はこの私、パーク一の推理力を誇る『見た目は美人、頭脳はかばん』美少女名探偵アミメキリンがお送りします!』
ツチノコ『なぁーにが『見た目は美人、頭脳はかばん』だよ、実際は『黙ってれば美人、頭ハッピーセット』だろ』
アミメキリン『そして解説にはこの方!デビュー作の『ホラー探偵ギロギロ』で有名なあの超売れっ子人気作家、タイリクオオカミ先生に来ていただいております!』
タイリクオオカミ『ヘブンズドアー!!やぁ皆、初めまして!私は作家のタイリクオオカミ、今日は解説を担当するよ。ちなみに司会進行も私達が務めるからね、どうぞよろしく』
ツチノコ『司会をするはずだった博士と助手が出場選手になっちまったからな……』
アミメキリン『あ、あとゲストのツチノコ』
ツチノコ『俺の紹介が雑!!』
タイリクオオカミ『ところでツチノコはどのグループを応援するんだい?大好きなかばんが補佐するどうぶつビスケッツ?それとも友達のスナネコが所属しているFoxy Zoneかな?』
ツチノコ『いーや、俺が応援するのはPPPだ』
タイリクオオカミ『おや、意外だな……何でまた接点のないPPPに?』
ツチノコ『何でもなにも、俺がわざわざ稀少価値の高い『ツチノコのぬけがら』を賭けに出したんだ。優勝してもらわないと困る』
アミメキリン『えぇ!?結局あれで通ったの!?』
ツチノコ『クソッ……俺は存在自体が少なくともジャパリコイン100万枚分の価値があるんだぞ!その俺のパーk……ぬけがらにコイン20枚分の価値しかないだと!?足元見やがって、あン畜生……』
タイリクオオカミ『私はむしろ、あの薄汚くてクッサいパーカーにコイン20枚分の値をつけたサラブレッド達の寛大さを評価したいね』
ツチノコ『誰のパーカーが臭いんだゴルァーーー!?!?』
アミメキリン『今、パーカーって認めたわよね』