Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.27 )
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観客全員に見えるように観客席上部に設えられた巨大スクリーン
その画面がヴゥン……と起動し、博士と助手の顔がどアップで映し出された
博士『レディース、エーンド、ジェントルメェーーーン!!!』
助手『博士、ジャパリパークにはレディースしかいませんよ』
博士『わ、わかってるのです助手……////ちょっと言ってみたかっただけなのです』カァ…
グラウンドが一番良く見渡せるVIP席
特別なチケットがないと入れないはずのその場所に、何故か一匹の動物がいた
グレープ「………」
この会場内において唯一のジェントルマンである、左翼に紫の腕輪を着けたフンボルトペンギンが、博士達の言葉を聞いてちょっと複雑な気分になった
博士『コホン、では気を取り直して……待たせたのです、これより三組のアイドルグループ達による勝負を行うのです』
助手『では紹介しましょう、まずは一組目……パークの抱える問題を次々と解決した知将、ヒトのフレンズかばん率いる聖獣・害獣・淫獣の三人組『どうぶつビスケッツ』!!』
助手の言葉と共に、入場ゲートからサーバル達がグラウンドに入ってきた
観客達「「「「「ワァアアアーーーーーーーーーーッッッ!!!!!」」」」」
サーバル「わーい!こんにちはーーー!私はサーバルキャットのサーバルだよ!よろしくねーーー!!」
かばん「何で紹介がぼく主体なんですか……」
アライさん「アライさんは害獣じゃないのだぁーーーーー!!」プンスコ
フェネック「あれ?淫獣って誰のこと?」キョロキョロ
博士『お前だお前』