Re: プリンセス「ダメダメ!全っ然ダメ!」( No.14 )
ブラックジャガー「……かばん?もしかして、あの子が例の『かばん』か!?」
パンダ「知っているのかブラックジャガー!?」
ブラックジャガー「うむ、聞いたことがある……以前妹が言っていた、『突然じゃんぐるちほーに現れてまほうのように橋を作り、颯爽と去っていったとても賢い子』だと」
モブフレンズ「あ、私も聞いたことある!何でも、へいげんで繰り返されていたヘラジカとライオンの抗争を止めたらしいよ!」
モブフレンズ「こはんに建ってるあの家も、『かばんさんがいなかったら出来なかったッス』ってビーバーから聞いたわ!」
モブフレンズ「かばんさんが作った『りょうり』という物を食べて、そのおいしさのあまりに博士達の毛皮がはじけ飛んで『ぜんら』になったとか……!?」
モブフレンズ「パークを危機に陥れた災害レベル『神』の巨大黒セルリアンをワンパンで倒したって聞いたぞ!」
モブフレンズ「あれが本物のかばんさん!?すっごーい!私一度会ってみたかったんだー!」
モブフレンズ「かばんさーん!こっち向いてーーー!」
モブフレンズ「きゃーーー!かばんさーーーん!!」
ワァァーーーーーーッ!!
かばんについての噂話が瞬く間に観客達の間に広がっていき、ついには会場から歓声があがり始めた
マーゲイ「……な、何で皆あの子の事知ってるのよ……それに、この人気は一体……!?」ワナワナ
最初はほくそ笑んでいたマーゲイだったが、会場内を埋め尽くすかばんの人気に思わず戦慄した
博士「かばん達はさばんなちほーから旅を始め、色んなちほーを巡る過程で様々な問題を解決していたのです」
助手「当事者であるフレンズ達がその事を他の子に話し、噂が広まっていたとしても何ら不思議ではありません」
博士「……しかし、一部噂に尾ひれが着いているのです」
助手「料理を食べて服がはじけ飛ぶって、どこのマンガですか……」