Re: ひなこフレンズ 〔 アナザーワン バイツァ・ダスト 〕( No.3 )
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ここはジャパリパーク
黒セルリアン討伐から10日程が経ち、島に平穏が戻りつつあるある日
図書館へと続く森の一本道を二人の少女が歩いていた
博士「……んしょ、よいしょ、ふぅ……」
ツチノコ「おい大丈夫か、そっちの少し持つか?」
博士「いえ、問題ありません。一人で持てます」
ジャパリパークの中で高IQを誇るアフリカオオコノハズクの博士とツチノコである
二人は両手に機械の部品のような物がたくさん入った段ボールを抱えていた
ツチノコ「博士、タイムマシンの完成までもう少しだな!」
博士「えぇ、このまま順調に行けば明後日にでも出来上がるでしょう……あの子の喜ぶ顔が目に浮かびます」
そう……彼女達はひょんな事からタイムマシンの設計図を手に入れ、その製造の真っ最中なのだ
そしてそれは、もうすぐ完成する所にまでこぎ着けていた
博士「……くれぐれも言っておきますが、この件は我々タイムマシン製造チームだけの秘密なのです。あの子のためのサプライズプレゼントなので」
ツチノコ「もちろんだ、と・く・に!アイツにだけは絶対に知られたくない!」
博士「まったくです、もし彼女がタイムマシンを見つけたら『わーい!何これ何これ!?おもしろーい!』とか言いながら好き勝手弄り回すに決まっています」
博士とツチノコは絶対に情報を漏らすまいと互いに誓い合う
そして森を抜けて図書館と図書館の隣に置かれたタイムマシンが見えてきたのだが、そこでは───