Re: 獣友高校生の日常( No.90 )
コノハ「───ふざけんなですッ!!!」バンッ‼
普段の自分達の行動を省みて東校生徒会と比べ遥かに劣っている事に気づき、コノハは途方もない劣等感から堪らず机に手を叩きつけて立ち上がった
オーロックス「……!」スッ
オーロックスは突然キレたコノハに驚きつつも、その原因を自分なりに察して懐から万札を取り出す
オーロックス「誰か!これでもっと良いお菓子を買ってきてくれ!」
コノハ「ち、違います!茶菓子について怒ってるんじゃないのです!」
パフィン「えっ!もっとお菓子くれるんですかー?パフィンちゃんしあわせですー!」モグモグ
この状況下でもパフィンは出された茶菓子を遠慮無く食べ散らかしていた
オーロックス「なら、何が非礼に当たったか教えてもらえないか?」
オリックス「やはり最初の威嚇でしょうか?」
コノハ「そ、それは……」
コノハ(劣等感を感じたからとは言えないのです……)
コノハ「……いえ……何でもないのです」シュン…
コノハは何も言えずにそのまま席に着いてしまう
コノハ(ヤバイです、絶対変な女だと思われたのです……)
オリックス(かなり危険な女だ……)
ツキノワグマ(そうとうヤバイ女だ……)
オーロックス(ぶっちぎりでイカれた女だ……)
変な女どころではなかった
そのまま気まずい空気が流れ続けるかと思われた、その時───