Re: 獣友高校生の日常( No.84 )
獣友高校生と文化祭1
私立平原東高等学校、その校舎の前に一人のフレンズが仁王立ちしていた
前髪の上にピンと立った二本の耳羽が特徴的な白髪のショートヘアー、後頭部を覆うように生えている二枚の丸い翼
小柄な体躯と愛くるしいロリフェイスだが若干ゃ理知的な雰囲気を漂わせている、全身灰色のロングコートを着用した幼い少女
カレーの鳥の片割れにして、今や私立平原西高等学校の校長(仮)アフリカオオコノハズクだった
コノハ「………ここが助手……いえ、ミミちゃんの治める東校ですか」
キリッと東校の校舎を見据えるコノハの後ろから、さらに二人のフレンズが歩いて来た
エトピリカ「こ、校長……」オドオド
パフィン「きれいな校舎ですー」ムシャムシャ
コノハが西校生徒の中から選んだ校長補佐、パフィンとエトピリカである
コノハ「何ビビってるですか?いくですよ!」
エトピリカ「いやビビってる訳じゃないんですけど、東校に来るの初めてなんで緊張して……」
コノハ「そんなだから東校の連中にナメられるのです!」
エトピリカ「えっ!?私らナメられてるんですか!?」ガビーン
コノハ「いや、知りませんけど……最近不愉快な噂を耳にしたのです」
エトピリカ「噂?」
コノハ「研修中とはいえ西校校長を任されているこの私よりも、ミミちゃんの方が校長として優れているというのです!」
エトピリカ「あぁー、確かにあの人って出来る女のオーラ纏ってますもんね」
パフィン「コノハちゃんの完全上位互換でーす」ムシャムシャ
コノハ「だまらっしゃい!!」