Re: 獣友高校生の日常( No.77 )
マーゲイ(……でも、それが何だって言うの?何としても今日は言う!絶対に!)スタスタ
マーゲイは手すりから手を離し、ヒゲの少女の右隣まで移動して吊革に捕まった
マーゲイ(何と、しても……)チラッ
そして横目でヒゲの少女の様子を窺ったのだが……
マーゲイ(あぁヤバイ!近い近い近い!てか、何か髪から仄かに良い匂いがするゥ////ムリムリムリ!助けて姉さん……ッ!!)
ペンギン特有のムチッとした体つきとそこから発せられる芳ばしい香りに、堪らずマーゲイは心の中で姉のオセロットに助けを求めた
同時刻、オセロット家
オセロット「………ッ」ピクッ
オセロット「………南南西から信号が来てる」
オセロット「………」
オセロット「………zzZ」
電車内
マーゲイ(やっぱり私にはムリ!ダメだこりゃ、諦めよう!明日から電車の時間ずらそう……)
どうしても踏ん切りが付かず、話しかけるのを諦めかけた時
マーゲイ(………あれ?ちょっと待って、何かおかしくない?)