Re: 獣友高校生の日常( No.50 )
サーバル「次は私かー……あ!そういえば怖い話じゃないけど、ツチノコの事で思い出した!」
サーバル「あの娘、いつもフード被ってるでしょ?この間ホントたまたまなんだけど、ツチノコがフード取った所を偶然見ちゃったんだよ」
サーバル「いやー……ホント大爆笑しちゃったなーwww!」
フェネック「えー?」
アライさん「何があったのだ!?」
サーバル「んー……それは言えないな、ツチノコにとっても知られたくない事だろうし」
フェネック「そんなー気になるじゃんかー」
アライさん「そうだ!アイツが来る前に待ち伏せして取ってしまうのだ!」ダッ
アライさんとフェネックは部屋から飛び出して玄関へと向かう
そして玄関の扉を開けて目に入ってきたのは……
かばん「………」ジリジリ
ツチノコ「ぐぬぬ……」ジリジリ
緊迫した様子で向かい合う、かばんとツチノコの姿だった
アライさん「かばんさーーーん!?」
フェネック「話聞いてたんだねー……」
アライさん「よーし!アライさん達も行くのだー!」
フェネック「はいよー」
かばん・アライさん・フェネックが一斉にツチノコに襲いかかる
ツチノコはたまらずその場から逃げ出した
ツチノコ「オイィ!!呼び出しといて何だ、この仕打ちはぁ!?」ダッ
かばん「待ってください!そのフード取ってくださーい!」ダッ
アライさん「大人しく頭を見せるのだー!」ダッ
フェネック「先っちょだけでいいからさー」ダッ
ツチノコ「ふざけんなコノヤロー!!お前ら落ち着くんだよォ!!」
かばん「剃《ソル》!!」シュン‼
ツチノコ「バカが!!六式使えるのがテメーだけだと思うなよ!?剃《ソル》!!」シュン‼
壮大な追いかけっこを眺めながらサーバルがポツリと呟く
サーバル「………今さら、私が即興で考えた作り話とは言いづらいなぁ……」