Re: 獣友高校生の日常( No.42 )
ワシミミズク(ですが……疑問を抱え、わざわざやって来た生徒を無下にも出来ませんね)
ワシミミズク「………昔、まだパーク開園間もない頃の話です」
ワシミミズク「このへいげんちほーでは一時期、サンドスターの異常な活性化により日照りが続いて大規模な干魃が発生し、作物が育たなくなった頃がありました」
ワシミミズク「人々やフレンズ達の嘆きの声を聞いた当時のジャガーが、単身天に対し70時間にも及ぶ雨乞いの儀式を行い続け……」
ワシミミズク「ついに奇跡を起こしたのです」
ツチノコ「それでへいげんちほーは救われた、と……」
ワシミミズク「そうなのです」
フェネック「そんな事があったんだねー」
アライさん「その偉業をアライさん達も見習えというのだな……」
ワシミミズク「別に断食をしろという訳ではありません……彼女が守ったこのへいげんちほーを、愛してくれればそれでいいのです」
オリックス「はい……!」
かばん「そんな深い想いが込められた学校行事だったとは……」
その時
今の今まで校長室の置物と化していた校長補佐のラッキービーストが、かばんの言葉に反応して喋りだした
ラッキービースト『へいげんちほーデ異常気象ガ発生シタ事実ハ確認サレテナイヨ』
ラッキービースト『後パンフレットノ文章ハ誤植ダネ、正シクハ【7時間断食】ダヨ』
全員が盛大にズッこけた