Re: 獣友高校生の日常( No.38 )
キリン「………?」
タイリクオオカミ「……私は、セルリアンが嫌いだ」
キリン「………!」
タイリクオオカミ「セルリアンはいつも、私の大事なものを奪い去ってしまう……」
キリン「………」
タイリクオオカミ「私がセルリアンを駆逐してやる……一匹、残らずッ……!」
キリン「………」
キリンはスッと立ち上がると、ゆっくりとタイリクオオカミの方へ振り向いた
ケープキリン「……………あ、あのぅ……?」オロオロ
タイリクオオカミ「………………………」
二人はそのまま暫し見つめ合っていたが……
タイリクオオカミ「……………………………フッ」
タイリクオオカミはクールに微笑むと、ケープキリンに背を向けて土手を登っていく
そして元いた所まで来た所で───
タイリクオオカミ(キリン違いだったぁーーーーーッ!!!はっ、恥ずかしィーーーーーーーーッ!!!///////)カァー‼
顔面真っ赤ッ赤で声にならない悲鳴をあげた
アミメキリン「あれ?先生!どうしたんですか?こんな所で」
そこへ本物のアミメキリンが通りかかった
タイリクオオカミ「キッ、キキキ樹木希林!?どこに行っていたんだッ!?」
アミメキリン「へ?ロスっちの所ですけど……」