Re: 獣友高校生の日常( No.31 )
カラカルがピザの生地を切り分けるクルクル回転するヤツ(名前知らん)を使ってピザを六等分に切っていると
リカオン「そうだ、カラカルさんはどうなんです?」
タイリクオオカミ「カラカルはねぇ……」
カラカル「……何よ?」
リカオン「私が思うに、カラカルさんはもっと自分を磨いた方がいいですよ!」
カラカル「あ?」
タイリクオオカミ「そうだね、例えば君のそのつり目……フレンズによっては萎縮する者がいるかもしれない」
リカオン「サーバルさんみたいにパッチリとした丸いお目目が人気の秘訣だと思いますよ!」
タイリクオオカミ「アニメ二期の主役に抜擢されたんだ、ただでさえ9.25事件……たつき監督降板騒動で人気が低迷してるんだし、もっと視聴者を獲得できるように努力しないと」
リカオン「そうですよ!メインキャラとしての自覚を持ってください!」
カラカル(クッソうざいわね、コイツら……)イライラ…
カラカルは野生解放したい気持ちを抑えて、ピザの生地を切り分けるクルクル回転するヤツ(名前分からん)を置いた
カラカル「……オオカミ、そこの凸面鏡貸して」
タイリクオオカミ「これ?」スッ
リカオン「何でそんな物がピザ屋の厨房にあるんですか……」
カラカルはタイリクオオカミから受け取った凸面鏡を空いているスペースに置くと……
カラカル「……にゃんっ♪♪♪」パチリパー
可愛らしくネコの手のポーズを決め、限界まで目を見開いた
凸面鏡の中には……サーバルのように丸いクリッとした瞳の愛くるしいネコ科フレンズがいた