Re: 獣友高校生の日常( No.29 )
獣友高校生と凸面鏡少女
ピザ屋の大手・ジャパリピザでは今日も学生バイト達が労働に勤しんでいる
そんなジャパリピザの厨房に、バイト店員のリカオンとタイリクオオカミがエプロンを着用して入ってきた
リカオン「ちーっす、乙ッス」
タイリクオオカミ「やぁ、おつかれさま」
厨房では既にバイト仲間の一人の少女が包丁を握っており、黙々とピザのトッピングに使うトマトを刻んでいた
オレンジ色の髪と切れ長のつり目、そして黒い猫耳の先端から生えている長い房毛が特徴的なネコ科のフレンズ……
そう、カラカルである
カラカル「あら、遅かったじゃない」
タイリクオオカミ「今日ヒマかい?」
カラカル「アンタが言うとナンパに聞こえるわね……えぇ、わりとヒマよ」
リカオン「カラカルさん、ちょっと訊きたい事があるんですけど」
カラカル「何?」
リカオン「ネコ科のフレンズさんって、相手のどういう所に惚れるんですか?」
カラカル「あぁ、顔じゃない?」
リカオン「いや、話終わっちゃいますよそれ……それ以外で何かありませんか?」
カラカル「そうね……やっぱりガタイは大きい方が良いわね、猫の世界じゃデブの方がモテるのよ」
リカオン「へぇ、そういうもんなんですね」
カラカル「まぁ顔が気にくわないから、とりあえずフるんだけど」
リカオン「結局顔ですか……」