Re: 獣友高校生の日常( No.22 )

日時: 2018/10/07 02:26
名前: 闇路◆14..oWjUr6

ツチノコ「……ん?何だこりゃ?」ヒョイ

その中に妙に分厚い紙の束があったので、拾い上げて内容をサッと読んでみた

ツチノコ「……ほぉ、自作小説か」

アミメキリン「………はっ!?/////」カァ…

勝手に読まれている事に気づいたアミメキリンがサーバルのリンチを止め、慌てて引き返してきた

ツチノコ「なるほど、二人の少女が川原で出会うラブストーリーね……」

スナネコ「主人公は風の能力使いですか……」

ツチノコ「びっくりするほど今の状況と一致してやがる、すごい偶然だ」

ツチノコとスナネコから原稿を取り返そうとするアミメキリンが、言い訳のように早口で捲し立てる

アミメキリン「あ、あの!先生の漫画読んで感動して、私もこんな物語描いてみたいなーって思ったんだけど私画力が酷くて!それなら小説にしようって思って!でも実際に体験もしてみたくなって、それで……」

ツチノコ「すなわち自分の憧れを実現させたくて、俺を物語の主人公に見立てて隣に座ったと……まぁそれは別にいいんだが」

ツチノコ(ただ問題は……この主人公、特徴的な設定をしてやがる……これはつまり)


ツチノコ「俺が孤独で根暗なオタクに見えたって事かぁーーー!!?」


スナネコ「まぁ実際そうですよね」

ツチノコ「うるせぇ!!」