Re: 獣友高校生の日常( No.2 )
獣友高校生と放課後
いつものようにサーバルの部屋で駄弁っているサーバル・アライさん・フェネックの三人
そんな中、ボーッと窓の外を眺めていたアライさんがポツリと呟いた
アライさん「なぁ………“つがい”ってどうやったらできるのだ?」
その言葉に反応して、サーバルがむくりと起き上がり返事をする
サーバル「それは、あれだよアライさん……例えば放課後に一人、教室に残ってプリントを分けてる子がいるとするでしょ?あそこに」
サーバルが指差した先ではフェネックが仁王立ちでスタンバっていた
アライさん「シミュレーションするのだ!?」
サーバル「さ、アライさんはこんな時どうするの?」
アライさん「え、えーと……」
こうしてフレンズ達によるおかしな小芝居が始まった
アライさん「……おい!もう教室を閉めたいのだが……?」
フェネック「え?あっ、ご、ごめん!」
アライさん「それ、今日中にやらないとダメなのか?」
フェネック「うん、先生に頼まれちゃって……」
アライさん「……ハァ、まったくしょうがないのだ!半分寄越すのだ!アライさんが手伝ってあげるのだ!」
フェネック「あ、ありがとう……!」
その時、ガラりぱと部屋の引き戸が開いた