Re: 獣友高校生の日常( No.12 )
サーバル「私が体験した怖い話はねー……」
ツチノコ「もういいって!!」
サーバル「この間、私とかばんちゃん、ツチノコとスナネコ、そしてオオカミとキリンも誘って温泉旅館に泊まりに行ったじゃない?」
ツチノコ「あぁ、そういやそうだな」
スナネコ「楽しかったですよねー」
サーバル「珍しくキタキツネがじゃぱりまんを用意してくれて、皆でじゃぱりまん食べながら楽しくドッタンバッタン大騒ぎしたよね」
サーバル「それで途中でオオカミがトイレに立って、私も連れションしようと付いてったんだよ」
ツチノコ「連れション言うな、はしたない」
サーバル「いざトイレに入ったら、オオカミの様子がおかしくなったの。何だか吐き気がするって」
サーバル「オオカミったら、我慢できずにトイレの床に吐いちゃったんだけど……」
ツチノコ「………」
スナネコ「………」
サーバル「オオカミの吐瀉物の中に、何か大きい芋虫みたいなのがウネウネ動いてたんだよ」
ツチノコ「」
スナネコ「」
サーバル「後で博士に聞いたんだけど、エキノコックスっていうきせいちゅう?だったんだって!」
サーバル「キタキツネの体に憑いてたのが、じゃぱりまんを介して体の中に入っちゃったらしいんだよね」
サーバル「で、オオカミの体内のサンドスターを摂取した事で、肉眼で見えるくらいに巨大化したんだってさ」
ツチノコ「」
スナネコ「」