Re: 獣友高校生の日常( No.113 )
マーゲイ「……はぁ!?冗談も休み休み言ってくださいよ!!神聖なPPPライブをケンカのBGMに使うとか何考えてんですかッ!?」
グレープ『オリックスさん、司会としての貴女の立場は分かるがそれはちょいと無神経が過ぎやしませんかね』
オリックス「無茶なお願いなのは分かっています!もちろん皆さんの身の安全は絶対に守ります!どうかご一考いただけませんか!?」
そう言ってステージにいるPPPに深々と頭を下げるオリックス
プリンセスはそんなオリックスの姿を見て、少し思案すると……
プリンセス「……わかったわ、予定通りライブをしましょう」
オリックス「本当ですか!ありがとうございます!」
マーゲイ「ちょっ、プリンセスさん!?いいんですか、そんな安請け合いして!」
プリンセス「ライブだろうとケンカのBGMだろうと場を盛り上げるのには変わりないわ。なら、今の自分達にできる最大限の方法で皆を笑顔にするのがアイドルってものでしょ?」
コウテイ「……そうだな、プリンセスの言う通りだ」
ジェーン「このまま何もせずに帰るのも難ですしね」
イワビー「よーし!そうと決まればいっちょやるかー!!」
フルル「ふるるー」
他のメンバーもプリンセスに同調し、それぞれの配置に着いた
グレープ『……どうやら決意は堅いようですな。では、微力ながらこの老いぼれもお手伝い致しましょう。マネージャーさんはどうします?』
マーゲイ「あーもうっ!わかりました、やりますよ!今回だけ特別ですからね!?」
ジャイアント先輩「ふっ、どうやら私達ペンギンの結束力が試される時が来たようだね……」
プリンセス「すいません先輩、関係者以外はステージから降りてください」
ジャイアント先輩「」
プリンセス「それじゃ、行くわよ皆!!私達の新曲、皆の心に届けましょう!!」
PPP「「「「応ッ!!!」」」」
プリンセス「純情フリッパー!!」