Re: 獣友高校生の日常( No.112 )
プリンセス「………どうなってるのよ、これ」
ライブの準備が整い暗幕が開けられた時にPPPが目の当たりにしたのは、客席の二ヶ所で繰り広げられる凄まじいバトルと野次馬と逃げ惑うフレンズ達で混沌と化した阿鼻叫喚の地獄絵図だった
マーゲイ「み、皆さん大変ですぅー!!」バタバタ
イワビー「マーゲイ!こりゃ何の騒ぎだよ!?俺達がライブの準備してる間に一体何があったんだ!?」
マーゲイ「それが……どうやらウチの校長が東校の生徒会長にケンカを吹っ掛けたらしくて、それをきっかけに騒ぎがどんどん大きくなって……」
ジェーン「そ、そんな……それじゃ私達のライブはどうなるんですか!?」
マーゲイ「それは……非常に残念ですが、この有り様では中止にするしか……」
コウテイ「あ、あぁ……せっかくの文化祭を彩る、私達のライブが……ライブが……」ブクブク
ジェーン「こっ、コウテイさん!?しっかりしてください!」
グレープ『皆さま方、早くここから避難した方がいい。あの面子なら流れ弾を無関係な相手に飛ばすようなヘマはしないだろうが、危ない事には変わりありませんからな……さ、フルルさんもこちらへ』
フルル「そだねー、三十六計逃げるにしかずだね」
体育館の様相を見てPPP達はライブ中止を決意し帰り支度を始めようとした、その時……
オリックス「……あの、PPPの皆さん。お願いがあるのですが」
ステージの下から司会のオリックスが声をかけてきた
プリンセス「はい?何でしょう?」
オリックス「すみません、BGMをお願いできますか?」