Re: 獣友高校生の日常( No.106 )

日時: 2018/12/19 22:21
名前: 闇路◆14..oWjUr6

ライオン「………コノハちゃん、いい加減にしてくんない?」

コノハ「はい?」

ライオン「皆ね、文化祭を楽しんでるんだよ。そういう無粋なプライドは引っ込めてくれないかなぁ?」

コノハ「ぐっ………し、しかし我々は……ナメられる訳には………」ブツブツ

コノハは親指を噛み、冷や汗をかきながら落ち着きなく目を泳がせる

ライオン(……あちゃー……こりゃダメだ、心が虚栄心と劣等感に支配されちゃってる)

ライオン(せっかくの文化祭なんだし、この子にも楽しんでほしいんだけどなぁ……どうしたもんか)

ライオンは少し悩んだ後、ハァ……とため息を吐いた

ライオン(仕方ない、気は進まないけど……)


ライオン「……それにさ、少し考えれば分かることだけど」

コノハ「?」

ライオン「ウチら東校の校長は君より優れたミミちゃん、そして生徒会長はそっちのヘラジカより優れたこの私なんだよ?」

コノハ「………」

ライオン「ましてや東校にはあのかばんちゃんが在籍してるんだ、砂漠の歌姫スナネコだっている、文化系でもPPPに負けない」

コノハ「………何が言いたいのですか」

ライオン「まだ分かんない?」

ライオンはコノハに顔を近づけると、耳元でそっと囁いた


ライオン「君らみたいなアホの西校フレンズじゃ、逆立ちしたってウチらに勝てないって言ってるんだよ」ニヤァ