Re: 獣友高校生の日常( No.106 )
ライオン「………コノハちゃん、いい加減にしてくんない?」
コノハ「はい?」
ライオン「皆ね、文化祭を楽しんでるんだよ。そういう無粋なプライドは引っ込めてくれないかなぁ?」
コノハ「ぐっ………し、しかし我々は……ナメられる訳には………」ブツブツ
コノハは親指を噛み、冷や汗をかきながら落ち着きなく目を泳がせる
ライオン(……あちゃー……こりゃダメだ、心が虚栄心と劣等感に支配されちゃってる)
ライオン(せっかくの文化祭なんだし、この子にも楽しんでほしいんだけどなぁ……どうしたもんか)
ライオンは少し悩んだ後、ハァ……とため息を吐いた
ライオン(仕方ない、気は進まないけど……)
ライオン「……それにさ、少し考えれば分かることだけど」
コノハ「?」
ライオン「ウチら東校の校長は君より優れたミミちゃん、そして生徒会長はそっちのヘラジカより優れたこの私なんだよ?」
コノハ「………」
ライオン「ましてや東校にはあのかばんちゃんが在籍してるんだ、砂漠の歌姫スナネコだっている、文化系でもPPPに負けない」
コノハ「………何が言いたいのですか」
ライオン「まだ分かんない?」
ライオンはコノハに顔を近づけると、耳元でそっと囁いた
ライオン「君らみたいなアホの西校フレンズじゃ、逆立ちしたってウチらに勝てないって言ってるんだよ」ニヤァ