Re: 獣友高校生の日常( No.102 )
そろそろライブの準備をするからとPPPは受付から去っていき、再び二人きりになった
ジャイアント先輩「いやーごめんねー?まさかあんなに噎せるとは思わなくてさー」
アルマジロ「いや、さっきのはちょっと……」
不意打ちフリッパーは流石にイラッとしたのでアルマジロは苦言を呈したのだが……
ジャイアント先輩「え?もしかしてマジにキレてんの?何小さいこと言ってんのさ、そういう所がダメなんだよ今時の若いフレンズは」
アルマジロ「は?」イラッ
ジャイアント先輩「何かあるとすーぐキレるんだから、カルシウムが足りてないんじゃないの?お前そんなんじゃ3000万年後には化石にすらなれねーぞ?私はカルシウムたくさん摂って骨太だからこうして化石から復活できたんだ、直しなよ?そういうキレやすいとこ」
アルマジロ「は?」イライラ
ジャイアント先輩「まったく、これだから今時の若い現存種は……」
アルマジロ「……………ちょっと失礼」スッ
言いたい放題のジャイアントペンギンにとうとう我慢出来なくなったアルマジロは席を立ち、受付から少し離れた所まで歩くとスマホでどこかに電話をした
アルマジロ「……もしもしハシビロちゃん?悪いけど持ち場代わってくれない?」
十分後
ハシビロコウ「………」ゴゴゴゴゴ…
ジャイアント先輩「」カタカタカタカタ
ハシビロコウ(この人随分顔色悪いな……)
ハシビロコウ「………あの、どうしました?」
ハシビロコウは普通に声をかけたつもりだが、ジャイアントペンギンにはこう聞こえた
ハシビロコウ「ウチのモンがえらい世話んなったそうやなぁ?どうしてくれるんや?えぇ!?」
ジャイアント先輩「ひぇえええええっ!?!?すっ、スンマセン!!調子こいてました!!許してください何でもしますからぁ!!」
ハシビロコウ「?」